温泉堪能と免疫力強化

目的に合わせた温泉選び

 温泉は目的によって使い分けする事により、温泉が持つ秘めた力を堪能し、予防医学や代替医療に貢献できる力が有ることをご存知でしたか?

<温泉の目的別分類>

代替療法
現代医療の補助的役目が期待できる

病気予防
軽い慢性疾患や予防での湯治的利用

疲労回復
スポーツ選手等体力や疲労を回復できる

遊び
観光目的で温泉を楽しむ

 温泉選びの目安は、100%源泉掛け流しを採用していれば医療、療養、保養タイプに利用できます。マイナスイオンや酸化還元電位に優れた温泉の数値によって療養または医療型に分けられます。予防レベルであれば保養型と療養型がお勧めです。

 観光や遊びで温泉を利用する目的なら温泉はどこを選んで楽しんで良いですが、代替医療として温泉を利用する場合は、選び方を誤ると効果を期待できません。

 温泉の効能効果は、還元力とマイナスイオン測定地層構造、温泉分析表、現場臨床例等で判別できます。温泉は泉質が同じであっても同じではなく、酸性やアルカリ、透明、濁りなどの違いは好みの問題で効能効果には関係がないのです。

大鷹源泉は医療型源泉

 大鷹源泉は日本の温泉を語る為での評価基準と成っています。【源泉掛け流し】【五つ星源泉の宿】フレーズもここから始まりました。温泉の元である源泉には格差が有り同じものは無いと言っても過言ではありません。効能の良い物であっても扱い方次第で大きく変化してしまうのも温泉の特徴と言えます。
 温泉の一番重要な還元力は老化したものを若返らせる力が有り、それをORP(酸化還元電位)で表すことができます。水は地表に現れた時点から酸化が始まります。地下から湧き出た水が下流に行くほど酸化されORP数値はマイナスからプラスに酸化し水質が悪くなるのです。
 世の中で一番酸化還元力の優れた水は温泉の源泉ということは専門家の間では知られていますが、ORPを知らないほとんどの人は温泉は良いものだと思って何も考えず温浴施設を温泉と思っている人が大半です。
 大鷹源泉は測定値と臨床に於いて、極めて少なく貴重な『医療型源泉』と示唆されています。 大鷹源泉しか見られない特徴がありますので参考値を見てください。

ORP(酸化還元電位)測定値-322 (国内最高値:白山名水 -220)
有害重金属測定値無検出
岩盤浴マイナスイオン測定値180万/cc(参考:玉川温泉100万/cc)
大鷹源泉測定値

 東京医科歯科大学名誉教授藤田先生の測定値では、ORP(-322)を計測し、国内最高値の白山名水(-220)を遥かに上回る結果となっております。また重金属類測定では、無検出という測定値となり、これは全国温泉ポンプ揚程井戸約4,000カ所の実績では非常に珍しい結果となっております。

温泉分析書

 大鷹の湯は、源泉掛け流し方式で300人分の湯量が有ります。通常源泉掛け流しの基準は一人当たり毎分1リットル必要ですが、大鷹の湯では3倍の湯量を使い宿泊者100人/1日の目安を基準にしております。その理由は最大限の温泉効果を引き出すために温泉を劣化させない方法を採用しているためです。
 温泉の劣化要因は様々有り(湧出して2時間を経過する、お湯が熱いからと加水する、人が湯舟に浸かっても温泉の源泉は急激に劣化)、医療型温泉は温泉の効果効能はもちろんの事、高いレベルで管理も必要です。

温泉療法と飲泉の効能

温泉の入り方

 湯船に入る前に毎回コップ1杯飲泉します。1日の入浴時間の目安は通算して2時間ですが、医師の飯島先生によると、HPS(ヒートショックプロテイン)が作られれば十分と考えられており、体温を0.5℃上昇させ30分キープ出来れば目的達成とし、その後は一般的温泉浴をして心身ともリラックスした状態を保つことが重要です。これは首まで浸からなくとも腰湯だけでも効果が有りますので自分の体調に合わせて入浴してください。

 個人差が有りますが、温泉による好転反応が起きます。多くは眠くなる、古傷が気になる、食欲が落ちるなど軽微な事があります。これらの好転反応は2日前後で収まりますので温泉療法の日程は最低3泊以上がお勧めです。

飲泉

 湯船に浸かっても皮膚からのミネラルの吸収は10g程度と言われていますが、飲泉する事で180g/一回と約18倍を吸収する事ができます。飲泉によって一時的にお腹が緩く成る事も有ります(特に腸内細菌の悪玉が多い人に見られます)が、ほとんどは1回程度で収まります。

大鷹の湯温泉療法での事例

 大鷹の湯で温泉療法を実施し、源泉の恩恵を受けたとお客様から頂いたお声を一部ご紹介します。
※下記の症例はご本人様の承諾を得て、効能効果の目的ではなく、報告された事柄を紹介したものであり、個人差が有りますので参考にしていただけたら幸甚です。

2007年 静岡県50代女性

直腸がんステージ5・余命3ヶ月の宣告を受けていた。食欲も無く、排便には激痛で苦しむという状態が続いていた。

温泉療養することを希望し、湯治を開始して3日目食欲が出始め、10日が経過した頃に再度病院で検査をしたところがんの進行が止まっていると診断された。

2009年 栃木県40代女性

精密検査でスキルス性胃がんと診断され、一週間後に胃の全摘手術と抗がん剤・放射線治療の宣告をされた。

医師に相談し温泉療法のため2日間で24日分の湯治を行った。全摘のはずだった胃を4分の1残す事が出来、そのうえ病理の検査結果は良性に変わった。

2017年 ソウル市2歳男性

生まれて間もなく全身に赤い発疹があり、各地の専門病院を回ったが一向に改善せず。

温泉の入り方、飲泉の効果作用などを説明しその日のうちに2回ほど温泉に浸かりました。翌朝背中やおなかの発疹が無くなっていた。

2019年 東京都50代女性

目の網膜のダメージがひどく、光に対して目を開けていられないほどの状態であった。

3泊で温泉療法で温泉と飲泉を利用。帰る頃には目を開ける事が出来るようになった。目が回復しているのを実感できるようになった。

大鷹源泉の地下構造と微小生命体

 30年に及ぶ現場臨床例では説明のつかない改善例に遭遇します。20年前から温泉には既存の作用以外の新たな仕組みが存在するのではないかと医学博士豊島医師との調査研究が始まりました。

大鷹源泉の地下構造

 大鷹源泉は地下700Mから1200Mの地層から源泉を汲み上げています。600Mから上の源泉は弱アルカリ性単純泉ですが、大鷹源泉はナトリウム塩化物炭酸水素塩泉(弱アルカリ性低張性温泉)です。源泉の特徴は重金属類が無検出という特徴を持っています。(普通の地下水や地下深くからの温泉などには必ず微量でも重金属類は含まれます)

 NASAの研究報告には7億年前の改訂の堆積物岩石から冬眠状態の微小生命体が発見され、マイナスイオンによって復活し、その周りの地層には重金属類が検出されない、という報告があります。

生命の起源生命体と古代ソマチットの因果関係

 医学博士豊島医師による調査では、生命の起源生命体と古代ソマチットの因果関係が示唆されるものではとの考察もあります。大鷹源泉の地層には緑変岩、海底堆積物、樹木埋没荘など複雑な地層が0Mから1200Mの堆積物で占められているのが掘削時の地層サンプルから想像を超えるような地殻変動がこの地域に起こった事が推察できる。

 そのような地殻変動は北海道の貝化石は函館半島形成時で生き埋めによる微小生命体の存在、竜骨(地殻変動による生き埋められたマンモスや恐竜)などから見ても大鷹源泉の地層には隕石性、海洋性、植物性、動物性由来の地殻変動による痕跡が見られ、カメラによる温泉井戸調査でも全ての層から温泉湧出が見られた。

 私たちは常識に当てはまらない症例効果をもたらす答えを微小生命体の関与と思い始めて20年経ちますが、現在もその思いの証明は出来ません。

 本物温泉施設(医療型源泉)は貴重なものですが、体験者と関係者のみ体感して初めて分かるのです。温泉は多様な使い方が有りますが、自然の贈り物!奇跡の源泉は世界でも数か所でしかありません。この恩恵にあずかれる人は素晴らしい出会いの生き方をしてこられた人に神様からのプレゼントなのかもしれません。

微小生命体ソマチット

ソマチットっていったい何でしょう。

 皆さんの体の中に存在しているとても小さな生命体です。ソマチットがたくさんいて元気に動き回っている血液ほど免疫力が高く、色々な生活習慣病にかかりにくいとされています。
 人間の体には60兆の細胞がありますが、ソマチットはその何百倍何千倍も存在すると思われる超微小生命体です。動物・植物・バクテリアなど地球上のすべての生命体の中に存在します。 2500万年前の化石の中や5億年前の化石の中でも生きていることが確認されました。

どんな条件でも死なない生命体です

 例えば1000°cの高温、-30度の低温、無酸素、塩酸の中、硫酸の中、超高圧化、そして高レベルの放射能に晒されても死ぬことがありません。
 まさに不死の生命体です。